Amazonで激安の「Lightning - Micro USBアダプタ」はどうなんだろう→買ってみた

既にアップル純正のLightning-MicroUSBアダプタは持っているのですが、もうひとつくらいあると便利だと思いAmazonであまりの激安に釣られポチ。どれほど激安かというと、Apple純正だと小指の先ほどの大きさのLightning - Micro USBアダプタが1,980円の値付けがされてますが、Amazonで売られている同商品はピンキリで、下は送料込2個セットで29円というものまで。100円ショップもびっくりの値付のものも多数出てきます。


600円台では比較的安心できそうなアップル純正品(並行輸入品)というのもありますが、どうなんでしょう。中途半端な安物に手を出すなら、しっかり 「Apple MFi 認証*1」を受けている商品を選んだほうが良いと思います。とはいっても、1,980円と40円では価格差が大きすぎ。あくまで予備&ダメ元ということで注文してみました。(気休めかもしれないけれど92円という微妙な値付けをしている店から購入してみた)

ポチってから2日後にはポストに投函されていたので、国内から発送されたようです。なお封筒には差出人等の記載なし。封を開けると小さな白い小袋 に入っていた。

早速愛用の巻取り式ケーブルへ取り付けてみる。純正のそれと違って妙に固くスムーズに入らない。差し込む向きが逆!?と思うくらいキツイ。ちょっと力を入れてやや強引に押し込むとハマりました。しっかり刺さったという感覚はなく無理やり押し込んだという感覚。純正のコネクタのようにカチッと差し込まれるのとは雲泥の差。

主にモバイルブースター(バッテリー)からの充電用途として購入したのですが、当方のiPhone6(iOS8.3)では、互換品でありがちな 「このケーブルはアクセサリ認証されていないため、このiPhoneで正常に動作しない可能性があります」といようなメッセージもなく充電できました。 ただし、 裏表関係なく差し込めるのがLightningコネクタの利点ですがどちらか片面でのみ充電できるようです。そして少々コツが必要。

これは個体差かもしれませんが、固いからといって力を入れ深く押し込んでしまうと充電できませんでした。ほんの少し押し込んだあと軽く引き抜くようなイメージで微調整が必要。レビューを読むと、すぐに壊れたという書き込みもありますが、おそらくガッチリと噛み合ってハマるので抜き取る際に破損させてしまうのかもしれません。かなり個体差があるような気がしますが、頻繁にアダプタを取り外して使う用途には向かないかな。

↓写真上段が「非純正」。下段は「純正」アダプタ。非純正はMicroUSB端子に差し込むと根本から若干隙間が残る

↓上端の端子入力部の比較。左が非純正、右が純正品。微妙に非純正の先端が長い。ケーブルの刻印に対し切り口が上下違う。先端の縦に入った端子の色も若干違いがある

テストとして充電できるかのチェックをしただけで、データの同期や長期的な耐久性等は不明ですが、ひとまず充電はできたということでヨシとします。値段も値段なので多くを望んでは厳しいですね。汎用性の高く、Androidやモバイルブースターで一般的な Micro USB端子をiPhone用に転用活用できるので、一つ持っていると捗ると思います。

当然ながら、この手の出処不明の激安アダプタは諸所自己責任ということでお願いします。

*1:Made for iPod、Made for iPhone、Made for iPad、AirPlay の各ロゴは、電子アクセサリが iPodiPhoneiPad 専用に設計され、Apple が定める性能基準を満たしていることをデベロッパが保証していることを示している