DCモーター扇風機「Panasonic CR338」を購入した

今年の夏は暑い!

扇風機というと、どうにも生活感が出過ぎるといいますか、個人的には「こたつ」と同類のニュアンスであり「良いのは分かっているけれど・・・ねぇ・・・」という家電。そんなイメージがあり扇風機は敬遠し、見た目重視でサーキュレーターなるものを使っておりました。

愛用のサーキュレーターはこちら。クラシカルなデザインと黄色いファンのエレクトロラックス クラシックサーキュレーター イエロー EFN30(Y) 。購入履歴を確認すると2005年と既に13年が経過。

まぁこれはこれで良かったのですが、床に直置きなので何度も足はぶつけるし、自慢の黄色いファンにはホコリがつく。挙げ句、そのお手入れもドライバーでネジでとまったガードを分解しないと掃除ができない。最弱の風量でもそれなりに存在感のある音と強すぎる風。本来目的のサーキュレーターとして使うにしても電気代も気になる・・・と弱点が目立ってきたので、エアコンの効率を上げるためにも扇風機を新たに買うことにしました。

すでに技術的にもデザイン的にも完成され、新たな革新が起きそうもなかった扇風機業界で、近年個人的に注目に値する大きなブレイクスルーがあったことも扇風機を購入するに至った理由ではあります。

一つはDCモーター製品の登場。バルミューダのGreenFanシリーズは従来のACモーター(交流)とは違うDCモーター(直流)扇風機です。

デザインの洗練度もさることながら、従来型扇風機とはまるで違う優しい風と価格設定で話題となりました。DCモーターは風量調整機能に優れ、まるで自然の風のような微風も再現でき体への負担も低減されます。さらに音が静か。そしてACモーター扇風機と比較し桁が違うほど消費電力が少ないというメリット多数。ウィークポイントはと言えば単純に「高い」ということくらいでしょうか。

もう一つは羽のない扇風機として話題となったダイソンのピュアクールシリーズです。固定概念を覆すようなデザインは、発想とデザインはリスペクト。でも、やはり値段はそれなりにします。さすがに扇風機には5万は出せないということで諦めましたが、個人的には欲しい部類。

今回求めている機能をまとめると、
・(夏場以外にもサーキュレーター的にも使いたいので)通年利用を前提に消費電力が少ないもの
・優しい自然な風と静かな音
・手入れがしやすく
・リモコンがあること(将来スマートスピーカー、アマゾンエコーやグーグルホームと連携させたい)

そんなこんなで今回選んだのはPanasonicのCR338というモデルです。散々調べて選んだわけではなく、ぶらり店頭で決断。とはいえ、展示されてる日立、東芝、パナ、三菱などの同価格帯製品を比較したものの違いがよく分からず…。しいていえば一番自然で優しい風だったのはPanasonicだったでしょうか。最後は「まぁPanasonicなら安心か」という感じで選んだだけなのですが、結果的には満足しております。

購入前、ちょっと躊躇したのは、店頭で他社製品のピュアなホワイトと比較すると、どうにも黄ばんでみてた、アイボリーかかった白い色。でも、これは自宅に持ち帰って設置してみると十分白く絶妙の塩梅で部屋に馴染む考えられた色のような気がします。真っ白は案外浮くかもしれない。

温度センサーがあるのも良い。当然のようにタイマー機能も便利だし、柔らかい風(1/fゆらぎ)はやはり優秀。疲れない風というのでしょうか・移動の際にネックが持ちやすい形状になっているもの、使ってわかる優秀ポイント。

日立の製品は箱から出したら組み立て済みなのでそのまま使えることを利点としてあげていましたが、こちらのPanasonicは収納することも前提とした箱に入り、自分で簡単に組み立てる仕組み。いずれ掃除するときにもカバーパネルを外す、羽を外すこともあると思えば、予行練習にもなるので組みたて自体はシンプルなので苦ではありません。

購入価格は16000円ほど(すべてポイント精算したので直接の持ち出しはありませんが)。DCモーター製品でももっと安いものもあるのは承知しており、同サイズでDCモーターにこだわらなければ、3000円もあれば購入できますが、そう買い換えるものでもないし電気代を気にせず使えるので長い目で見れば良い買い物だったかも。

なんだかんだPanasonic製品の安心感は素晴らしいです。