けもの道

水曜どうでしょうの藤村ディレクターが書いた始めての本「けもの道」。どうでしょう好きの友人から発売の知らせを聞きポチった次第。ページ数は158Pで文字も大きめなので1時間くらいでサラッと読み終える感じ。氏の考え方や仕事へのスタンス、信念のようなものが軽妙な語り口で記されてます。

水曜どうでしょうは個人的に一番面白いと感じている番組、最新作も当然見ている。だから本を読んでいても自然と藤やん口調で再生される(笑

キャラクターやパーソナリティー、要は顔が分かる人・声がわかる人が書いている本というのは、本のタイトルや内容で購入する本とはまた違った感じがする。やっぱり当然だけれど、読み手が内容を把握しやすいというか、なるほどね〜とすんなり理解できるというか。

この本を読んだ感想は人それぞれだとは思うけれど、個人的な感想としては「好きなモノを見つけて、それを継続できる環境を作った。偶然や運の要素もあるだろうけれど、それを掴めたのは常に冷静な視線も忘れず、でも情熱的な探究心もあったからチャンスを確実にものにできたのだろう」と。それは氏のポジティブだけれど臆病、準備するけれど臨機応変な適応力もあるという性格なんだろうなあ、という感じ。今度はもう少し深い話を聞いてみたいかな。