モバイルWiMAXルータ・Aterm WM3500Rを半年使ってみての感想

住まいの事情からケーブルテレビインターネットから、WiMAXに変更して早半年。そこで今日までの使い勝手を振り返ってみたいと思う。

モバイルルータータイプのWiMAXなので持ち運ぶことも可能だが、当方の運用はほぼ100%近く家庭のインターネット回線として運用してます。そのため常にクレードルにセットしている状態なので、ECO設定(自動省電力設定)はセットしていません。WM3500Rは通信(WiMAX無線LAN)していない場合、電源OFFするまでの時間をセットできます。無通信時間が0〜60分の間でセットできますが、0分設定にしています。 (つまり自動省電力設定を使用しない。常に電源ONとなる。)

内蔵の充電池には厳しい環境かもしれないが、持ち歩くこともほぼ無いうえに、いざとなればdocomoモバイルチャージャー01で給電・充電もできるのでもともと長時間稼動ができるWM3500Rであれば、当方の使用条件では必要充分です。むしろ省電力設定をすることで、再起動→実際に通信可能になるタイムロスのほうがもったいない。それに携帯機種と同様で、この手のデバイスは数年で圧倒的な性能差のある後継機種が出ているのが常。バッテリー劣化を抑える努力をするより、性能が落ちたら機種ごとチェンジしたほうが良いと思っている。

実は最近見直すことがあって。職場でのSoftBankパケット通信が異常に遅くストレスが溜まっている、というエントリーは少し前に書きました。代替策としてイオンSIMを契約してみたりもしました。しかしながらイオンSIMでも昼時はパケット通信エラーが多発することが確認できました。docomoの回線といえど、キャパオーバーを起こしている感じです。では、WiMAXを使ってみたらどうなのだろうと試しに職場に持参し使ってみました。結論は、「いままで何をやっていたんだ」というくらい、安定して早い、いままでノロノロパケットで頑張っていたのがバカみたいです。(なんでもっと早く試してみなかったのだろう...)重い画像もネットもスイスイさくさく。

WM3500R用のクレードルを使って運用しているので、出勤前にクレードルから取り外す→帰ってきたらクレードルに戻すだけの簡単運用です。いままでそれさえも面倒と思っていましたが、格段に違う通信速度差の前には面倒なんて言ってられません。

友人もイー・モバイルWIFIルーター+iPhone4(データ通信遮断)で運用してるのですが、確かにこれはこれでアリだと思いました。(金銭的な面というより、速度の面で)

さすがに栃木の馬頭ゴルフ場ではWiMAXはNGでしたが、通信可能エリアに入っている人は絶対のオススメです。TRYWiMAXという端末無料貸し出しサービスでエリアや通信状況を実際に確認出来ます。引越しが多い人、家にいる時間が少ない人、会社の寮などで固定回線が引けない人はWiMAXは一考の余地アリです。

ということで、持ち運び可能なWiMAXルーターとしての機能も今後積極的に利用していこうと思います。結果的には満足してます。固定回線代わりでも問題ありません。