ジェットストリーム超え!?安いけれど書き味バツグンなボールペン「ぺんてるローリー」

近年、マイ・ベストなボールペンは三菱鉛筆ジェットストリームだと信じて疑わなかったのですが、ついにその座を奪うようなボールペンが現れました。偶然会社にあったそのボールペンの名は「ぺんてる ローリー」。アスクルで1本69.3円という安い何の変哲もないボールペンですが、恐ろしくクオリティーが高くサラサラと書きやすい。

字の書き方やペンの持ち方で個人差は多々あると思うのですが、筆圧強めでペンを傾けがち、かつ速記するシーンが多い自分にはとても書きやすいボールペンです。他のボールペンと何が違うのか、アスクルのカタログを見比べチェックしちゃいました。

どうやらインクに秘密があるようで、従来の油性ボールペンに比べて、より粘度の低いインキ(油性顔料インキ)を使用しているので、油性ボールペンでありながらもゲルインキボールペンのような軽くなめらかな書き味を実現しているとのこと。

ざっくりカタログを見た感じ「油性インク(ジムノック他)」「水性顔料ゲルインク(ゼブラ サラサクリップ など)」「エマルジョンインク(ゼブラ スラリ)」など様々な種類のインクがありますが「油性顔料インキ」というのは、ぺんてるRollyだけのようでした。

他のボールペンで書いた文字と見比べてみると、ローリーの色は漆黒という感のマッドな黒。他のそれはテカリのある濃紺色であることが分かります。

ゲルインクや水性顔料ボールペンだと、ペンを傾けると特有の引っかかるような感覚があったり、若干インクが出すぎたり。従来の油性ボールペンでは筆圧や紙質に左右されすぎるきらいがあって。ローリーはどんなシーンでも、スルスルと滑るように書くことができます。かといって滑りすぎるわけでもなく、油性ならではの粘るようなフィールも残っている。ぺんてるのサイトを見ても特に一押しの製品ではないようですが、これは隠れた逸品だと思います。

次回、備品として大量発注するときはローリー指定で買ってもらうことにしよう。