急遽、はしか(麻疹)風疹に効く三種混合ワクチンを打ってきた

関西空港ではしかに集団感染というニュースは記憶に新しい。なんでも今年は例年に比べ感染者も多く、2年ぶりに100人を超えたとのこと。関西方面の話だし、感染者がでたというコンサート会場にも当然のごとく行っていないので、それほど気にしていなかったのですが…。

そんなタイミングで、社内に熱が下がらないので急遽休みたいという人がいて。確かにここ数日もマスクをしていて体調悪そうだったし、熱っぽいとも言っていたし。みんなで「早く良くなるといいね!」という感じで一報をもらった時には終わったのですが…

その後事態は急変。病院に行ったところ、はしかの疑いもあるとのこと。はしか!?あのニュースになっている!?さすがにそれはマズイということで、(正式な診断結果がでるまでは、本人的に体調が良くなったとしても)念のため出社してはいけないということに。

そうなると気になるのが、職場内での感染です。そもそも「はしか」がどういう病気なのか分からず。子供のころに予防接種してるはず!?というくらい。調べてみると、はしかウイルス風疹ウイルスに感染している人のせきやくしゃみ、鼻水などによって感染者からウイルスが飛び散り、直接飛沫を吸い込んだり、手や肌に触れることで感染するという。はしかは感染力が強いので、空気中に浮遊しているウイルスを吸い込み空気感染することもあり、はしかは感染するとほぼ100%発病、風疹はウイルスに感染しても、20〜40%の人はまったく症状がでないままで終わることがあるとか。幼い子供や妊婦さんのいる家庭もあるので、はしかだったとしたら心配です。もちろん予防接種を受けて抗体があれば感染しません。

いまの26歳〜39歳はワクチン不徹底世代と言われ、当時の国の方針で、1度しかワクチンを受ける機会がありませんでした。現在は、2度の予防接種が推奨されてます。1度のチャンスを逃してしまったり、1度ではきちんと抗体が定着しない人もいます。

実家の母に聞くと「受けているはず」とは言ってましたが、念のためキチンと抗体を持っているのか調べてもらうことにしました。病院に問い合わせをすると、都の施策で風疹の抗体検査は無料でできるのですが、はしか(麻疹)は有料。そして抗体の有無の検査は、結果がでるまで1週間ほど時間がかかるようです。先生の話では状況から抗体検査をするのであれば、さくっと予防接種をしてしまったほうが良いのでは?ということに。そしてはしか(麻疹)に特化したうワクチンより、どうせならはしか(麻疹)、流行性耳下腺炎おたふく風邪)、風疹に効果がある新三種混合ワクチンの方がお得と。

そんな流れで、新三種混合ワクチン(MMRワクチン)を受けてきました。肩の辺りへ行った生ワクチンの注射は痛みはなく、もう終わり?という感じで終了。お値段は12000円でした。高いのか安いのかわかりません…でも思ったより高かった!

予防接種の前に、無料だと聞いた風疹の抗体検査はやってもらうことにしました。今回、新三種混合ワクチンを打ったので今後は問題ないのは分かっていたのですが、実はいままでどうだったの!?と興味があったので。

後日結果を聞きに行くと、驚くことに風疹の抗体結果は免疫数値がこれくらいあれば大丈夫という基準値を大きく下回っておりました。つまり風疹に関しては感染する危険があったということです。子供のころに予防接種していなかった!?のかなぁ。まぁ年齢と共に抗体が弱くなるということですので、心配な人は時間に余裕余裕のあるときに一度検査をしてみても良いかもしれません。先生からは母子手帳を手元に置いておくと良いですよというアドバイスでした。