いまや契約は無いはず。約2年前に転出したソフトバンクから意外過ぎるお便りについて。

ソフトバンクからdocomoMNPをして早くも2年近く経とうとしている。そんな折、唐突に荷送人がソフトバンク株式会社からという不在者通知表が。

今現在、ソフトバンクとは債権も債務も無いはずなので「なんだろう」と不審感たっぷりな中、再配達の依頼をする。数日後受け取った書類はペラッペラの薄い封書。もしかしてdocomoからカムバックはよ!というセールスの内容か。または何か解約漏れをしていて、その未払いの請求なのか…と、おっかなびっくりしつつも開封

その内容は驚くべきものでした。

結論から言うと。解約の際の請求に誤りがあった、過剰請求してしまった分「6156円」を返金したい、という内容でした。

うーむ。たしかに思い返せば予想より最終の請求金額は高額であったという印象はあるが、まさかキャリアからの請求に誤りはないだろう。(自分の想定が甘かったのかなという気持ち)かつ、すでにMNPdocomoユーザーとなってしまっていたこともあり、あまり深く考えませんでした。

同様の通知を受け取った人はどれくらいいるのだろう。個人的な印象を言えば、ソフトバンクという企業には知人もいるし、仕事上のお付き合いもあり親しくして頂いた間柄。特に悪い印象はありません。それでもdocomoへ鞍替えしたというのは、単に家族や親族との兼ね合いという意味あいが強い。とは言いつつも、当時は「知らないのが悪い」と言わんばかりな、情弱に漬け込むような料金やオプションプラン、各種手続きには辟易だった。MNP当時のソフトバンクは、お得に見えるけれど、何か「裏」があるのでは!?と疑心暗鬼になる感じがしていた。そんなこんなでiPhone3Gから続いたソフトバンクをiPhone7でdocomoへチェンジしたのでした。

かなりな時間が経過してからの、返金通知をどのように評価するのか。

時間がたってもしっかり過去の誤りは精算するのだな、とポジティブに捉えるか。なぜ解約の際に誤りに気が付かないのか。今さら返金すればOKなのか…という相反する感想を持ってます。想定”外”収入であり「もらえる」というのであれば深く考えず頂きますが、そこまで稀有な取引に思えない日常的に発生するであろう”解約”という手続きで、精算金額を誤るというのはいかがなものか、という相反する思いがあります。

結果的には「お金をもらえる」という、プラスの要素ということもあり、もはや過去はどうでも良いとも思いますが、いずれにしてもビックリしたというのが正直な感想です。それにしても。ソフトバンク解約時から(たまたま)住所や連絡先が変更なかったものの、もし既に引越し済みや連絡先変更済みであった場合には、どうなったのでしょうか。

とりあえず、今回のお知らせがなければ文句も気が付かなかっただろうということに、しっかりと誤りを認め(時間がたち過ぎとは思いつつも)たことはトータルポジティブな要素だろうと感じた。