さすがに感傷的になった。
朝の通勤途中、電車で日課である寄り付き前の株式情報をみていたら突然「ジョブズ死亡」という書き込みが複数…ソースがなくツイッターを見ても誰もそのようなツイートをしていない。人の死を真偽の確認なくツイートすることなどできず続報を待つことに。5分もするとTL に続々と情報が。BloombergやWSJのリンクが貼られてきて、その後すぐにAppleの公式HPでもジョブズの訃報が。iPhone4Sの発表翌日、まさかジョブズ死去のニュースをiPhoneで目にするとは。 1955年生まれ。享年56歳。…早すぎるよ。
2004年の最初の療養から常に健康不安は心配されていた。年に1度のWWDCでのプレゼンで年々痩せてるのが明確だったし、最後のプレゼンとなった今年のWWDCでは声さえも弱々しく感じた。そしてブログにも書いたが本人公認の伝記「スティーブ・ジョブズ 」が出ると決まった段階で、さすがにこれは…そんなに病状は重いのかと。なぜなら自らについて書かれた本をどれひとつとして公認してこなかったのだから。
アップルのトップページ画像ファイル名がt_hero.pngとなっている通り、身売りの話やソニーが買収するのでは?という暗黒の Appleをいまの光り輝くAppleに導いたジョブズはまさにヒーローだった。たった1人の復帰がApple社を変え、全世中の人々のライフスタイルを変えた。わたしも多くのApple製品(一番古いモノはColorclassic2/製造 1993年〜1994年)を所有しその恩恵を受けた。周りの人にも薦め実際に手にしてくれた人は皆満足してくれた。なんだか誇らしかった。
そんなヒーローにもその時は訪れる。人生は有限。
- 「ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ」
- 「時間を無駄に過ごしてはいけない」
- 「自分の心と直感に従う勇気が大切だ」
ジョブズのことだからギリギリまで多くのアイディアをAppleに置いていったはず。その未来をこれからもAppleには具現化してほしい。ジョブズの哲学や人生観は、これからも自分の基準・基礎であり続ける。創業者の死を悼んで異国のユーザーが花を手向けるなんて他にいるだろうか。ジョブズ、本当にありがとう。ドキドキワクワクをリアルタイムで体験でき幸運でした。