iPad・iPhoneに特化した外付けキーボード「 Logicool Tablet Keyboard For iPad TK600」を買ってみた

もうちょっとiPadを使い倒してやろうじゃないかってことで買ってみたのが、外付けキーボード「 Logicool Tablet Keyboard For iPad TK600」でございます。せっかくなので軽くポストしておきます。

iPadで外付けキーボードは邪道じゃない?というスタンスで。それ自体は今でも変わっていないのですが、まぁ確かに外付けキーボードがあると捗るというのも否定はできず。需要も結構あるようだし。外付けキーボードを使うとカーソルキーやショートカットが使えるのが大きいですね。それと画面の半分ほどを覆うソフトウェアキーボードがなくなるので(自動的に隠れる)表示領域も広がります。

1年前はまだiPadで使う外付けキーボードも種類が少なく、リュウドの折りたたみキーボードが評判でした。その後、任天堂DSポケモンのタイピングゲームに付属するキーボードがなかなかよろしいという話もあり、実際にキーボード目当てで売れてるようですね(アマゾンのレビューではゲームなのにキーボードとしての評価多数w)。今では値段も下がって気軽にポチれるお値段になってますね。その他のメーカーからもiPadiPhone用と銘打ったキーボードは本当に増えました。そういえば以前AppleWirelessKeybordのカバー兼スタンドにもなるOrigamiWorkstationをブログで紹介したこともありました。TK600もキーボードケースがスタンドになるところはコンセプトが同じですね。

iPad用という謳うくらいなので通常のキーボードと何が違うのかというと、iOSのショートカットキー(ホームボタン、ソフトウェアキーボードの呼び出し、iPadのロックと解除、マルチメディア操作などが行なえる)が搭載されていることです。今回買ったTK600の特徴は、キーは1つ1つが独立したアイソレーションタイプ。キー配列は英語65キー、キーピッチはデスクトップと同じ19mm、キーストロークは2mm、スイッチはパンタグラフ。キーボード左上には□のホームボタンキーがあり、iPadにタッチせずとも操作できます。キーボードケースはそのままiPadを立てかけるスタンドになり、電源は単 4乾電池×4で駆動。本体サイズは287×128×16mm(幅×奥行き×高さ)、重量は327g(電池含む)といったところ。

今回はなぜ数ある外付けキーボードの中からTK600を選んだのかというと、

  • 定評と実績のあるロジクール製で高品質
  • カバーと一体型になるキーボードは将来iPadのサイズが変わったら使えなくなるし、そもそもカバーは別のものを使いたい。更に言えば一見ノートPCのように使うなら、MacBookairを持出します(w
  • 電源スイッチがスライド式で誤作動の心配が少ない
  • カバーがそのままスタンドになる
  • ブルートゥースのペアリングが高速
  • キーピッチがデスクトップと同じなので入力がしやすい(打ちにくいキーボードだったらわざわざ外付けにする意味なし)
  • ブルートゥースキーボードなので、iPadに限らずMac miniなどでもペアリングさえ出来れば使える

以上つらつらと大それた理由を書きましたが、最大の理由は「安かったから」という…(汗

外付けキーボードが必要ならApple Wireless Keyboard があるので必要ならばすぐに使えるのですが、キーボードカバーだけのOrigami Workstationが3000円するところ今回のTK600は2500円で購入。高価な純正キーボードはiPad用ではないので□のホームキーもないし、本来持ち運び用途は考慮されてないはず(電源もプッシュ式で誤作動の心配あり)。TK600は安いと言われるポケモンのキーボードと遜色ない値段だったしiPad用なので使い勝手は良いはずだし。冷静にキーボード単体としても格好も作りも良いですよ。

TK600の注意点は、(これはApple Wireless Keyboard以外のどの外付けキーボードにも言えますが)USキーボード配列です。キーにひらがなの刻印がなくキーボードのEnter キーが横に細いタイプです。逆に言えば、純正Apple Wireless Keyboardを使う最大の利点はJIS配列で認識することですね。純正以外のBluetoothキーボードのほとんどがiPadiPhoneではUS配列(2の上に@が刻印されている)として認識されるので、どうしてもJISキーボードでないとダメと言う人は、さくっと純正キーボードを買うほうが良いと思います。
↓上はAppleWirelessKeybord、下はTK600

ここまで良い事ばかりなのですが、最大の問題は…え〜ちょっと言い難いのですが…。

iPadとTK600を持ち運ぶことを考えると重量はMacBookair単体とほぼ変わりません。キリッ!
iPadのケースによってはたぶんですが、MacBookairのほうが軽いです。(涙
(参考数値 iPadWi-Fiモデル:601g+TK600:327g=928g/MBA11インチ:1.08 kg)
↓ケースに入れたTK600

ということで、MacBookairなどのモバイルPCを持ってない人でテキストをガンガン入力したい人は外付けキーボードはあると便利かも。本格的にガンガン使うつもりなら値は張りますが評価の高いZAGGのものを選ぶと幸せになれるかも。iPadの 10時間とも言える稼働時間を考えると、あえてMBAでなくiPadでという選択もアリではありますね。それとMBAが発する熱を気にする人は。まぁ今回は使用頻度少なそうですが選択の幅が増えたということでよろしいかと。(←無理やりまとめた。)