HGST Touro Desk DX3 TV Black 外付けハードディスク 4TB (0S03584)を購入

先月購入したものの、箱から出していなかった4TB大容量の外付けHDDの運用を開始しました。今になったのは単に忙しすぎてセットアップできなかっただけなのですが…。過去、いくつものHDDを買っていますが、幸いクラッシュでデータロストするような深刻なトラブルはありません。それでもバックアップは大切ですよね。

Mac本体のデータについては、OS純正のTime Machine+Time Capsuleでワイヤレスに定期的にバックアップが取られているので安心。外付けHDDに移動させたデータのバックアップは年々大容量HDDがどんどん 値段がこなれてくるので、ファイルやフォルダを一つ一つ選ぶのではなく、まるっとすべて外付けHDDの中身を新しい外付けHDDに全コピーするという単純な方法をとってます。

本当はバックアップデータを精査し、要・不要きちんと管理したほうがいいのでしょうが、正直面倒くさい。ファイルを細かく管理するより、いまやスポットライトで検索したほうが早いし。そこまで切り詰めた運用をしてないので、恐らく重複ファイルもたくさんあると思いますが気にしてません。不足したら新しくHDDを買えばいいかなという感じで。

今回は2TBの外付けHDDバックアップ+空き容量確保ということで3TBでも良かったのですが、ここへきて値段のこなれてきた4TBに狙いをつけることに。売れ筋はBUFFALOやアイ・オー・データLaCieなどのHDDですが、HDD製造メーカーではないので、どこ製のHDDを搭載しているのか買ってみるまではわかりません*1。ということで今回は前述のメーカーは対象外。中のHDDがイメージできるHDD製造メーカー製の外付けHDDを選ぶこととしました*2

かつては様々なメーカーがHDDを製造してましたが、今やSamsungSeagateが吸収し、IBMのHDD事業を買収し成長した日立は、ハードディスクドライブ事業の株式譲渡を行いWesternDigital(WD)傘下に。旧社名「日立グローバルストレージテクノロジーズ」から「HGST」へと変更され、ウェスタン・デジタル自身も旧来の Western Digital 並びに WDのブランドで引き続き供給し2ブランド体制となってます。

以下の記事で若干見劣りするSeagate製品は避け、今回比較検討したのはHGSTとWDのもの。購入当時はAmazonで16480円とどちらも同じ価格でした。日立のHDDはかつてから高い信頼性で評価は高く、現在もその品質を維持しているのが以下の記事でわかります。

なぜHGSTを選びWDを選ばなかったかといえば、数年前のGreenシリーズでの不具合多発*3というイメージが色濃く残っていたからです。HGSTと対抗するのであれば、WDはREDシリーズ以上*4ではないでしょうか。同価格であれば迷うことなく日立で決定です。まぁ起動ディスクとして使うのではなくデータの倉庫代わりに使うので、そこまでシビアになる必要はないのかもしれませんが…。日本人としては気分的にも日立を選びたいですね。

選んだのはHGST Touro Desk DX3 TV Black 外付けハードディスク 4TB 0S03584。大柄なボディーですが縦置き横置きOKでブルーのLEDがいい感じ。デザインも変にデザインされてなくスクエアで結構好きです。Windowsの定番ソフトのCrystalDiscInfo*5でみたところ、内蔵のDiscは「HGST HMS5C4040ALE640」のようです。電源投入回数0、使用時間0と買ったばかりでつないだ状態。

TOUROの中は、HGST 日立グローバルストレージテクノロジーズ Deskstar パッケージ版 3.5inch 4TB 32MB Coolspin 0S03361と同じですね。

価格差がほとんどなく外付けHDDケースにこだわりがないのであれば、はなっからUSB3.0のケースが付いてくるTOUROを購入したほうがてっとり早くお得ですね。なお、筐体はプラスチック、本体に電源スイッチはない連動型です。

ということで、しばらく倉庫代わりの外付けHDDとしてメインで使ってみたいと思います。少しつかった感じでは「カリカリ」というHDD特有の音は非無。ファンレスということもありまったく存在を意識しません。データ通信中は青色LEDが強弱します。*6

またNTFSフォーマットされているので、Macで使うときにはディスクユーティリティーでフォーマットしてから使いましょう。フォーマット前にTouro Cloud Backupというソフトが入っているので、必要であれば同アプリを保存してからフォーマットしましょう。Touro Cloud Backupは、3GBの無料オンラインストレージを利用できるというサービスです。*7製品名にTVとあるように各社のテレビ録画用HDDにも対応しているようです。

*1:たぶんLaCieSeagateなんだろうけれど…

*2:4TBと大容量になるにつれ、万が一データを失うことを考えると信頼性は気になる

*3:HDDのデータ読み込み不可、低速化、プチフリするというもの。IntelliParkという省電力機能が原因!?

*4:Western Digitalが販売しているWD Blue, Green, Black, Red, Purpleの違いやスペック、選び方についてのまとめ。 http://www.wdc.com/jp/products/internal/desktop/

*5:MacにCrystalDiscInfoのようなものが見当たらず、このだけのためにWindowsマシンを起動させた。

*6:ぼんやりとは言え常時点灯しているので気になる人は気になるかも。

*7:Touro Cloud Backup では、ローカルバックアップとクラウドバックアップの2つのバックアップ機能により、デジタルデータの保護、アクセス、表示、共有、および保存などを簡単に行うことができる。バックアップ用にさらに容量が必要な場合は、 年間59 ドルで 250 GBにアップグレードできるようです…。個人的には使わないので消しました。