iPhone6の下取りとしてiPhone4がドナドナ

先週末、iPhone6購入時に機種変更キャンペーンを利用したため、古いiPhone4がドナドナされていきました。本当は直前まで使っていたiPhone5を下取りに出すつもりだったけれど、思う所あり急遽変更しました*1

iPhone4に久しぶりに触ると、そのコンパクトさに驚く。こんなに小さかったのか。そして前面背面とも強化ガラスで覆われた筐体は、そのサイズに似合わずズシりと重さを感じるが、その重さがかえって「高級なモノ」という感覚に素直に置き換わる不思議。

なんといってもiPhone4のハイライトは、3.5インチの液晶画面で画面解像度は4倍となる960×640を達成した 「Retinaディスプレイ」だったと思う。その他にはFaceTime用にフロントカメラが搭載されましたね。

2年前にiPhone4からiPhone5へ変更した時には、「iPhone4でも何の不満もないが(iPhone4を使い続ける金銭的メリットがないために)iPhone5に機種変更した」というような記載がある。2年感たっぷりとより大きな画面に慣れ親しんだ後となっては、やはりiPhone4の画面サイズでは小さくて厳しいなぁという感想。

大きなものから小さなものへの変更より、小さいものから大きなものへの変化の方が受け入れやすいのだろう。そう思うと、もう iPhone5iPhone5s)サイズのiPhoneは、Appleから発売されることはないのだろうね。片手で扱える最後の iPhoneとなったiPhone5sの価値は時間が経っても一定の評価を得られ続けるのではないだろうか。自分の周りにも女性を中心に一定数、大きさがネックで iPhone6を受け入れられないという人が少なからずいるのを見ると、片手での操作にこだわる人の需要はロングテールで発生しそう。iPhone5sは一つの完成形であり終着点だったように思う。

Xperia ray SO-03Cのような軽量コンパクトな端末というものも、大画面化著しい今こそ輝いてくるのではないでしょうか。

バックアップをとり、すべてのデータを消去。購入時依頼の初期化された画面をみていたら、発売日に並んで買ったこと、アンテナ問題でゴタゴタがあったことを思い出した*2。もう4年も前ですか…。極端に凹凸のないフラットデザインに、コストのかかったボディーは圧倒的なオリジナリティーをいまだに感じる。いまなお美しく、ずっと手元に置いておきたいくらい素晴らしいプロダクトだけど、使わないものをいつまでも持っていても仕方がない。最後に綺麗に磨き感謝しつつ送りだしました。

*1:ソフトバンクのタダで機種変更キャンペーンでの2014年10月31日までの割引金額、Tポイント特典は、iPhone5系で32,400円(1,350円×24回)、iPhone4系で24,840円(1,035円×24回)さすがに他では古いiPhone4にはこんなに高価な下取りは期待できない

*2:アンテナ問題の対策として無償でAppleがケースやバンパーを配布することに。そのため後日、iPhone4と同時に購入したバンパー代金を店頭で払い戻しをしてもらった記憶がある