ふらっと温泉は奥日光湯元温泉へ

このところ週末はずっと行事続きで。たまには温泉にでもいき、ゆっくり過ごしたいと金曜の夜にふと思い立ち、ネットで旅館をサクッと予約し行ってきました。箱根は今は火山の恐れありということでちょっと微妙。今回は奥日光湯元温泉に行ってきました。

日光はもう何度も行ってますが、宿泊するのは初めてかも。出発はあいにくの雨模様。東北自動車道を北上していく途中も降ったりやんだりとイマイチな天候。

栃木・宇都宮といえば餃子でしょう!ということで、昼飯代わりの餃子。焼き餃子・水餃子を求め餃子専門店を2件ハシゴ。

その後はいろは坂を抜け、日本三名瀑のひとつにも数えられている華厳の滝へ。落差97mの滝を一気に流れ落ちる様は壮観で、毎秒2.5tという圧倒的な水量。こんなに水量が多い華厳の滝は久しぶりに見ました。有料のエレベーターを使わなくとも滝を見ることができますが、滝壷近くの観瀑台へ降りることのできる高低差100mエレベーターで降りた観瀑台からの眺めは大迫力。岩肌に打ち付けられた水は観瀑台まで霧雨のように降り注ぎます。

宿へ向かう途中のもう一つの奥日光の代表的な滝である竜頭の滝へ。竜頭」の名前は、二枝に分かれた滝を正面から見た姿を龍の頭に見立てたものとされ、二手の流れを髭に見立てたとも、中央の岩を頭部に見立てたとも言われています。

その後は戦場ヶ原で散策を楽しみ早めに旅館へチェックイン。温泉が近づくにつれ明確に感じる硫黄の臭いが温泉気分を盛り上げます。

温泉は本格的な硫黄の源泉掛け流しの温泉で、乳白色の濁り湯は最上級の質で驚きました。こんなに湯元って温泉の質が良かったのかと嬉しい誤算。緑の木樹に囲まれた露天風呂も最高に気持ちがよく、夜は満点の星空を眺めつつの入浴は最高の贅沢気分でした。温泉からあがったあとのビールは最高ですね。食事はしゃぶしゃぶえをメインに食べきれないほどのボリュームで、一泊二食付きで1万ちょっとという値段はリーズナブルに感じられるものでした。

翌日は温泉宿からすぐの美しい湯ノ湖で珈琲を。その後は中禅寺湖男体山を一気に眺められる半月山展望台からの絶景を堪能。その後は、日光東照宮は今回はパスして、おとなりの日光二荒山神社へ。日光は全般的に以前よりもしっかり整備されている印象を持ちました。世界遺産効果なのでしょうか。

昼は以前から贔屓にしているお蕎麦屋さんへ。昼ピークを外したのに相変わらずの盛況。食べている間もひっきりなしにお客さんが来ていました。コシのある蕎麦にカリッとした天ぷらは最高でした。

最後にダメ押しの餃子を喰らって帰京。これからまた週末は忙しくなるけれど、良い休養になった。蕎麦を好きになったり、温泉の良さが分かってきたり。歳を撮ってきた証拠でしょうか(汗