ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータを購入。良いところは!?

ネットニュースで発売を知った「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」ですが、その懐かしい筐体デザインとお手頃な価格もあり、その場でiPhoneで予約注文したのでした。すぐに売り切れになりそうだし、発売まで時間があるので良く調べて微妙そうならキャンセルすればいいか〜という考えで。予想通り大人気で、その日の夜には大手通販サイトでも軒並み売り切れになっていたようです。結局それから発注したこともすっかり忘れ、発売日11月10日の夜に届きました。

個人的にゲームをやったなぁという記憶は、ファミコン時代のスーパーマリオドラクエ?、ファミスタあたりでしょうか。その後は初代プレステでグランツーリスモが発売され、当時としては圧倒的なグラフィックに驚きPS本体ともども購入。初代プレイステーションの筐体デザインも素晴らしいよね、なんて言い訳をしつつ。

グランツーリスモシリーズを惰性でかい続け、PS3版グランツーリスモ5を購入したのが最後。このときはハンドルコントローラまで買い揃えたのですが、自宅ではやはりゲームセンターのような操作感は得られず。バケットシートに座り、ステアリング、ペダルがしっかり揃った体勢でやらないと面白くないんですよね。結局、すぐに手放してしまいました。

せっかくかったグランツーリスモ5もネットを通じての対戦プレーはおもしろかったなぁという印象がある程度で、トロフィーを集めたり車をコレクションしたりとゲームを「やりこんだ」感覚はありません。せっかく買ったPS3も、いまや完全にレコーダー(トルネ)専用機となってます。なんだかんだゲームする時間がないし、長い時間をかけてやり込むようなゲームはさらに無理。自分の中でどうもゲームは一人で淡々とやるというより、みんなで集まって一緒にプレーするという存在なんだとおもう。

と、書いてるうちに任天堂WIIWII FITをやってみたくて、かつて買ったことを思い出しました。あれどこに行ったのかな…

さて、話をファミコンクラシックミニに戻し、買ってみて良かったことをいくつか。

個人的にはこれが1番の美点だと思いますが、まずは起動が早いので思い立ったらすぐに出来ること。PS3だと電源オン→PSのオープニング画面(+場合によってはプログラムアップデート)→ゲームを選択→ゲームのローディング→ゲームスタート、という流れですが、ファミコンミニの場合は電源を入れたら即起動、やりたいゲームを選んだらすぐにスタートが可能。短時間でもちょっとやってみようという気になります。

ゲームも懐かしいタイトルが30本、どれも基本はシンプルな内容のゲームばかり。我が家ではほぼスーパーマリオ専用機となってますが…。欲を言えば、ファミスタボンバーマン桃鉄あたりがあると良かったかな。

ドンキーコング 1983/7/15 任天堂
マリオブラザーズ 1983/9/9 任天堂
パックマン 1984/11/2 ナムコ
エキサイトバイク 1984/11/30 任天堂
バルーンファイト 1985/1/22 任天堂
アイスクライマー 1985/1/30 任天堂
ギャラガ 1985/2/15 ナムコ
イー・アル・カンフー 1985/4/23 KONAMI
スーパーマリオブラザーズ 1985/9/13 任天堂
ゼルダの伝説 1986/2/21 任天堂
アトランチスの謎 1986/4/17 サンソフト
グラディウス 1986/4/25 KONAMI
魔界村R 1986/6/13 カプコン
ソロモンの鍵 1986/7/30 テクモ
メトロイド 1986/8/6 任天堂
悪魔城ドラキュラ 1986/9/26 KONAMI
リンクの冒険 1987/1/14 任天堂
つっぱり大相撲 1987/9/18 テクモ
スーパーマリオブラザーズ3 1988/10/23 任天堂
忍者龍剣伝 1988/12/9 テクモ
ロックマンR2 Dr.ワイリーの謎 1988/12/24 カプコン
ダウンタウン熱血物語 1989/4/25 テクノスジャパン
ダブルドラゴン? ザ・リベンジ 1989/12/22 テクノスジャパン
スーパー魂斗羅 1990/2/2 KONAMI
ファイナルファンタジーR? 1990/4/27 スクウェア
ドクターマリオ 1990/7/27 任天堂
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 1990/10/12 テクノスジャパン
マリオオープンゴルフ 1991/9/20 任天堂
スーパーマリオUSA 1992/9/14 任天堂
星のカービィ 夢の泉の物語 1993/3/23 任天堂

時代の進化でテレビとの接続もケーブル1本で簡単、大きなACアダプター不要なのもいいですね*1。本体も小さいので邪魔にならないサイズ。小さいコントローラーも慣れの範疇かな。ゲームにもよるとは思うけれど、スーパーマリオだとあまりネガなイメージはありません。あ、ただしものすごい久しぶりにゲームをしたら、左手親指の先が猛烈に痛くなりました。指も退化していたようです。

それにしてもブラウン管時代とは比べ物にならないくらいの大画面での「ファミコン」は、なんだか不思議な感じです。基本的に誰かが来たとき用のアイテムになりそうですが、売れているところをみると”懐かしい!”という気持ちで買っている同年代の方も多そうですね。

内蔵されているゲームが現在の子どもたちにはどのように映るのだろう。案外新鮮に楽しめるのではないでしょうか。

*1:別売りでACアダプターも売っていますが、USBから電源が取れます