かなり前からワイパーゴムの劣化は認識しておりましたが、まだなんとかなると騙し騙し使っていました。大雪後、久しぶりにワイパーを稼働させて唖然。ぜんぜん拭き取れなくて水の膜が伸びるだけ。同乗していた友人にも笑われてしまいました。
ということで、さすがに危険なので交換です。取り外してよく見たらゴムが裂けてました。
もともとワイパーゴムの交換くらい過去所有の車ではDIYでちっちゃとやってしまっていたのですが、現所有の後期型ゴルフ4はエアロワイパー*1。いまではエアロワイパー採用の車はたくさんありますが、10年ほど前はまだ一般的ではなくグニャグニャするワイパーはガソリンスタンドで珍しがられました。
当然当時は、自動車用品店やホームセンターには適合する替えゴムなど売っておらずディーラーで交換が必要、さらにゴム部分だけの交換は不可でASSY交換した方法がなかったような記憶が。つまりは「結構高い」という印象があったので、ついつい今まで引っ張ってしまいました。今回ちょっと調べてみると、交換用のワイパーブレードが普通に出回っているのですね。
今回選んだのはBOSCH(ボッシュ)エアロツインワイパー(2本セット) 928Sです。ちなみに送料込みで3000円ちょっとでした。VWゴルフ4 右ハンドル用(後期型2003-04)には適合するとは思いますが、お買い求めの際には今一度お調べください。
エアロワイパーの交換自体は驚くほど簡単。工具も何もいりません。金属のパンタグラフタイプとは格段の差。
ワイパーが寝た状態では交換できないので、ワイパーアームをメンテナンスモード(サービスポジション)*2を使って上死点で止める。取扱説明書には載ってますが、今回は手抜きでワイパーを作動させ上死点に到達したところでエンジンを切って止めちゃいましたが。そうすることでワイパーアームを起こすことができます。
注意すべきは、ワイパーブレードを外した状態でアームが倒れるとフロントガラスが割れ危険性があること。心配ならタオルなどクッションになるものをひくと良いかと思います。
ブレードを手前に引き抜きピンから取り外す。装着は逆に、ワイパーをピンにハメ込んで込んで終了。箱にあった説明書のほうがイメージしやすいでしょうか。
ほんとこれ考えた人すばらしい。左右やっても2分もかからず。ほれぼれする機構です。
結論。
ワイパーをDIY交換する肝は、「自車に適合したものを探しだすこと」。
これが一番時間かかるかも。といっても、いまはネットでいろいろと情報が得られ、かつ販売しているサイトも多数あるので検索してポチっとするだけです。
交換自体は上述の通りあっという間。今回ブログを書くにあたり過去ディーラーでワイパー交換した際の明細をみると、1本2520円×2となっていたので、実はそれほど高価ではなかったのことがわかったのですが、個人的にはワイパー交換程度でディーラー入庫は面倒だと思っていたので時間節約になったことが良かった。
こんな安く簡単に交換できたのを知っていれば、もっと早く交換していたのになぁ。