タイヤ交換「Pirelli CintuRato(チントゥラート)P7」

溝は十分残っていたけれど、ヒビ割れが目立つようになってきたので愛車のタイヤを交換した。ミシュランのPilotPrimacyからピレリCintuRato(チントゥラート) P7へスイッチ。人生初のピレリタイヤです。もうこの10年以上スタッドレスタイヤを含めミシュランユーザーだったので、本当はミシュランPilot Sport3あたりにリプレイスしたかったのだけれど、いくつか見積りをとったらミシュランへのこだわりをあっさり捨てるくらいの価格差。F1復帰し興味もあったので今回はピレリに即決。個人的にタイヤに求める性能は、ウェット性能と直進安定性。静粛性は優れていればそれにこしたことなしという感じ。ショルダーが丸く仕上げられているので優しいフェイスですね。

チントゥラート P7はピレリいわくピレリ初の“グリーンパフォーマンス”タイヤである チントゥラートP7™ は、最新の素材、構造、トレッドパターン設計を用いることにより、どのような路面でも快適で安全な走りを約束する、経済性に優れた環境に優しいタイヤで す。ピレリ・チントゥラートP7™ は、2010年度ADAC夏期タイヤテストでも最高のパフォーマンスを発揮している、高性能で安全性の高い、環境対応製品です。」とのこと。流行りのエコ タイヤのピレリ版ですかね。評判も上々のようで。

装着直後の印象はハンドルが軽くなったうえ乗り心地がよくなったこと。砂利道を極低速で走ってもその差はハッキリ。まさに新しいゴムという感じですべてがソフトで滑らか。まるでサマータイヤからスタッドレスタイヤに付け替えた直後のような感覚(劣化したタイヤから交換すれば大抵そう感じますが…)。応答性 はやや穏やかな味付けなのかな。ハンドルを切り出したときにクイッと反応するというより、しっとりジワリという印象。横方向のグリップの立ち上がり方(≒ コーナリングパワー)が穏やかなだけでダルな操縦性というわけではないみたいだけれど。

それとアクセルオフ時の減速感覚が今までと全く違う。転がり抵抗が少ないみたいで本当にスピードが落ちない。どこまで転がるの!?という感じ。今までの感覚でブレーキを(一定の力で)踏みつづけると、停止予定位置付近に到達しても減速しきれていなくて、最後にやや強めのブレーキを踏まざるを得ず。このへんは慣れの問題なんだろうけれど、運転が下手くそになったみたいで恥ずかしい。

Cinturato P7は欧州メーカーにも数多く純正採用されているし、スポーティに走りたいけど燃費も稼ぎたい欧州車オーナーにはうまくフィットするんじゃないでしょうか。コスパ高いと思います。Amazonでもタイヤ扱ってるんですね。114497