祝・TM NETWORKがデビュー30周年〜Come on FANKS!!〜

青春とも言えるTM NETWORK小室哲哉が新曲となれば、フルコミットしている身としては聞かずにはいられません。4月2日に発売されたTETSUYA KOMURO EDM TOKYOも当然購入済み。

ついにTM NETWORKもデビュー30周年を迎え、新曲「LOUD」とリプロダクトアルバム「DRESS2」を同時リリース。すぐに手に入れたかったのでiTunesStoreでポチっとな。

年齢がバレてしまうが。
本格的にTMを聴き始めたのは1987年のアルバム「SelfControl」からだったのように思う。
周りはユニコーンブルーハーツBUCK-TICKが好きな人が多かったけれど。自分はTM以外ピンとこなかった。サウンドもビジュアルも、コンセプトもコンサートも。

幾多の休止期間、挙句TKの5億円詐欺事件…。小室ファミリーと言われた全盛期も過ぎ、低迷が続いた時期もあったけれど。また少しづつメディアで小室哲哉の名前を目にする機会が増えてきて。楽曲を耳にする機会も増えてきたのは喜ばしいこと。

子供時代の自分にはCDを買うのはちょっと勇気のいるお買い物だったけれど、社会人となった今は即ポチですよ。もうここまできたら視聴なんてしないでいいんです。お布施でもいいんですよ。自分の人生にこれほど影響を与えられたTKのサウンドをリアルタイムで楽しむこと。ただそれだけで十分です。

今回のサウンドも近年TKがフューチャーしているEDM*1チューン。過去発表の楽曲も未だに聞いていることを思うと、別にブランニューな楽曲でなくても十分満足。むしろ原曲を知ってる分だけその違いに新しさを感じるし、原曲のもつ魅力も再認識させられる気さえする。リプロダクトされ2分以上あるイントロだって、LIVEとなれば常に原曲から大幅に変貌したアレンジも当たり前だったことを知るFANKSにとって違和感もない。ACCIDENT、永遠のパスポートなんて予想外の選曲でした。少年のような瑞々しさと忠実にトレースするウツの歌声は新たに録音されたものだという。

力の抜けた良い意味で年齢を重ね丸くなった3人の音楽は、いまや万人受けするものではないかもしれません。それでもこの新曲LOUDやアルバムDRESS2から興味を持ち、過去の作品を振り返り好きになっていく人もいると信じてます。小室ファミリー全盛期の大量生産・乱発と揶揄された時代の楽曲も、いま聞いてもキチンとアレンジされTK色がしっかり感じ取れる。オリジナルの音も20年、30年の音とは未だに信じられないんだよなぁ。

なんかさらっと書いて寝るつもりだったのに、ちょっと熱くなってしまった。しばらく通勤途中のiPodでヘビロテです。

ところで、なぜiTunesStoreのDRESS2は2007年発表のような表記なのでしょうか…。

*1:Electronic Dance Music