MacBook late2008 (MB466J/A)のバッテリーが膨張、安価な互換バッテリーに交換した。

約半年ほど前、愛機MacBook(late2008)のバッテリーが膨張していることに気がついた。Twitterで呟いたところ、同様の症状が多数出ており無償で交換してもらった人もいるという指摘を受けジーニアスバーに持ち込んだが無償交換とはならなかった。(購入から年数が経っていたせいか、割引価格での新品バッテリー販売の申し出のみであった。)

ちなみにアルミニウムMacBook以後のApple製ノートブックはiPhoneiPad同様電池交換不可の内蔵式に改められるのだが、私の機種は過渡期の製品だったのかバッテリーは従来通り取り外しが可能なタイプである。

ジーニアスバーでの話では膨張がひどくなるとトラックパッド下にバッテリーが収まっている構造上、トラックパッドを押しこんでのタップやパッド操作に支障がでるという話であったが、その時はそれほど不都合を感じておらず新品のバッテリー購入は見送った。

しかしここへ来て明からにトラックパッドの操作に支障がでてきた。基本的に重い13inchのMacBookは室内で移動のみでバッテリー駆動に頼るシーンは稀。どちらかというとバッテリーはUPS的な目的。電力の瞬断や停電の時にデータが飛ばなければ良いという使い方。そのためバッテリーの持続時間についてはそれほど重要ではなかったが、マウスよりずっと使い易いマルチタッチトラックパッドに不都合がでてしまっては交換せざるを得ないと判断。

具体的には「タップでクリック」の設定にしているので、トラックパッドを押しこんでのタップ操作はあまり必要ないのだが、「ドラッグの維持」設定はしていないので、ファイルを摘まんでドラッグする操作がうまくできなくなってしまった。バッテリーの膨張でほどんど沈むことのないパッドを思い切り押しこんで力を入れないとうまくドラッグを維持できないことに。

純正の新品バッテリーは15800円とちょっとお高い。ジーニアスバーで相談したとき古いバッテリーとの交換で9000円程で新品バッテリーと交換してもらえるということだったが、持ち歩くならMacBookairもあるしiPadもあるので、今回は性能より単に膨張していなければ良いということで購入の手間と価格を重視し安価な互換バッテリーをAmazonで購入してみた。

到着後すぐに装着するとバッテリー残量は65%ほどであり、フル充電の結果表示されたバッテリー自動時間は2時間半。純正バッテリーがどの程度の能力であったか不明だが、私の使い方では問題なし。軽いタッチで”カチッ”と沈みこむトラックパッドの感覚は久しぶり。相当今まで無意識に力を入れて押下していたようで、妙にまだ違和感ありますが…。なお、電池交換不可のMacであればジーニアスバーに持ち込みAppleに預け交換してもらうことになるはずです。

もう4年近くたつマシンですが、トラックパッドも復活し、まだまだメインPCとして頑張ってもらいます。

p.s.バッテリー切れで突然切れることはなく、「予備電源へ切り替えます。」という警告もキチンとでましたよ。

↓今回購入の互換バッテリー装着直後の「バッテリー情報」