たしか昨年10月くらいだろうか。東京でも入手可能となって時間がそれほど経たないうちにブリティッシュ・アメリカン・タバコのgloを購入した。ICOSユーザーが周りに増え、どんなものかとICOSを購入しようと思っていたが、当時はまだ入手困難。それでもICOSの方がいいなと内心思いつつも土壇場でgloを購入しました。当時は紙パックのジュースをちゅーちゅー吸うようで至極格好悪く思えていたのですが。ふと、gloってなんとなく「Appl製品ぽいかも」という思いと本体価格の安さ当時の入手性のしやすさでgloを購入したのでした。
結論から言えば、人の感覚とはこれほどまでにいい加減なのかと思うほど。最初の1週間程度は、gloを買って後悔しまくり。ちっとも美味しくない、むせる、独特の風味！？に違和感がありまくり。それが2週間を経過する頃には、違和感もなくこれもアリかなとなり、元の吸っていたタバコを改めて吸えば、ナンデスカコレワ…状態に。粘っこい煙がとにかく不快になり、味覚（！？）も以前の感覚と違ってちっとも美味しいと思わない。そもそも美味しかったのかと言われると何とも言えませんが、とにかく以前と違う味覚。感覚。友人のICOSを吸わせてもらうとgloとは違うけれど「これはこれでいいですね」という感覚とは、全く別次元の違和感を覚えたのでした。
そんなこんなでgloユーザーとなり、はや半年以上経過。ICOSと比較すると格段に手入れが楽で、連続で吸うこともできる利点は○。フル充電では一箱以上吸えるし、タバコ自体も420円と他と比較して安価。メンソール系の異常な充実っぷりは既存紙巻きタバコのメンソールユーザーならICOSよりもフィットする可能性高し。
ただですね、満足ばかりとも言い切れません。この半年なんと4度の本体交換をしております。パッケージにもある通り、無料で製品保証期間は12ヶ月と設定されているので、すべて無償の交換となっておりその電話対応と交換品の手配含め非常に満足いくもので、これまたAppleと似ているなと感心してしまうのですが、冷静に考えると不具合が多すぎかと。ICOSは修理手配に手間がかかると聞いたことがあるので、gloで良かったと思う一面ではあるのですが*1（汗
初回のトラブルは購入3ヶ月後、本体ランプが使用可能状態となってもぜんぜん加熱されていないというトラブル。次は交換品が届いて2ヶ月経たないうちにインジゲーターランプの上半分が点滅で加熱せず。その次の交換品はインジゲーター下半分が点滅して加熱せず。初回トラブルのあとは、案外精密な作りなのかと思い本体ケースにいれて大切に運用していたのですが。
愛用のケースはこちら。これほど安価ながら本革仕様。グローブのような臭いがします。底がない仕様ですが今のところスルッと抜け落ちるということはない。心配なら本体に購入時に着いていたように薄いビニールが巻いてある状態で装着すれば良いと思う。個人的にはバリューフォーマネーであり、人と被らないのでオススメです。
いずれにしても公式サポートダイヤルへ電話した翌日には、購入時と同等のスターターキットがヤマト運輸により配送され、結果的にglo未使用時間は極めて短期間で済んでいるのは救いです。なお修理交換の手続きは交換品に同梱の返信用封筒へ、本体のみ裸の状態で保証書と共にこれまた印字済みで同梱されるヤマト運輸着払いで返送すればOKとても簡単なものです。
そうそう、昨年購入時はモデル番号がG003でしたが、この度届いた4代目の新品はG004という型番になっておりました。見た目は本体下部のgloという刻印付近に以前のものは「渦巻き模様」が入っていましたが、今回の004では消失。本体が入っている箱も以前の003はしっかりと渦巻き模様あり。004は渦巻きの凹凸はあるものパッと見たら分からないという違いがありしました。その他気がついたのは、フル充電後のインジゲーターの違い。003は無点灯（消灯）、004は上下左右すべてが点滅でフル充電と表示される！？のかな。あとは004モデルだからなのか、以前のものよりスコスコとヒートスティックが入っていく。とにかく入れやすい*2。以前のものは若干捻りながら入れるような感覚がありましたが。微妙に商品改良されているのでしょうか。
いい加減これ以上壊れてほしくないと思いつつも、毎回新品かつ充電器やケーブル、清掃用のブラシを含め一式新品*3になるのを考えると、まぁ別にこれはこれでいいかと思えてしましますが。それはあくまで保証期間内だからということ。次こそは長く使えるといいな。ベストはタバコを辞めるときまで稼働してくれればOKです。
