そのままで食べるのが1番の贅沢〜「セントル・ザ・ベーカリー」の角食パン

なんの変哲もない食パンですが、シンプルなだけに素材や作りの違いが際立ちます。「美味しいから一度食べてみて欲しい」と常々聞いていたセントル・ザ・ベーカリーのパンをやっと購入することができました。毎回長蛇の列でなかなか時間に余裕のあるときにしか買えません。

パンの種類は3種類。国産小麦のゆめちからを使用した「角食パン」、北米産小麦の角型「プルマン」、山型の「イギリスパン」。2斤サイズでの販売です。今回は「角食パン」を購入しました。

超強力小麦の「ゆめちから」と麺用小麦の「きたほなみ」をブレンドしたというその配合は、たんぱく量が製パン的に最もよい状態になるように調整されていると言います。何も付けずそのまま味わうのがオススメというので、そのままちぎって食べてみたら、スーパーで売っている食パンとは全くの別物。生地の層がしなやかに伸びてなかなか引き裂くことができない圧倒的な弾力。当然食べてみてもそのもっちりとした重厚な味は特別なもの。ほのかに甘みがあってバターの香りがして、食パンってこんなに美味しいんだと新鮮な驚き。耳の部分も本当に美味しい。

付属の説明書(?)をみると、購入当日はパンが冷めたら付属のビニール袋にいれて密封し保存。常温で翌日まではそのままで美味しい。翌日以降は好みの暑さにスライスして1枚づつにラップして冷凍保存。冷凍したパンはトーストして食べるのがオススメとのことです。

常に長蛇の列でもこの味をまた食べたくなる。お客さんが途切れないのも納得の味。並び始めから店を出るまで1時間くらいは普通。美味しいものを食べると優しくなれる気がします。