森ビルワーカーズウィーク2015を利用して六本木ヒルズからの夜景を堪能した

2015/5/21(木)〜5/24(日)はワーカーズウィーク2015ということで、森ビルオフィスに務める方、その友人・家族は六本木ヒルズの展望台が無料とのことで、お誘い受けし行って来ました。普通にいけば入館料1800円にスカイデッキ500円がかかるのでありがたい。何気に最近ちょこちょこヒルズにいってますが、展望台は初めて。

軽くお酒を飲み十分に日も沈んだ20時半過ぎに行ってみたところ、展望台までのエレベーターは約30分待ち。スカイデッキの営業終了の22時近くなっても絶え間ない人。

まずはSKY DECKから。52Fの展望室「東京シティビュー」よりもさらに高い海抜270mから見る東京のダイナミックな夜景はさすがに迫力がある。東京タワーとスカイツリーを同時に見ることができるのは貴重。52Fの展望台までいくのなら、もう一段上がりSKY DECKまで行くことをオススメします。囲まれていないオープンエアーな場所で、ひんやりとした夜風を直に感じ”窓越しではない”ダイレクトな東京の「今」を感じることができる。眼下に望む東京の夜景は、単に美しいというより、高濃度のエネルギーが格納されているかのような不思議な感覚があった。

案外、窓越しではなくこれほどの夜景を楽しめるところは都会には少ないのではないだろうか。展望室や飛行機から見る夜景とは、また趣が違う。

スカイデッキを降り52Fの展望室東京シティービューへ。自撮り棒を使い、夜景をバックに微笑む女性達。フェイスブックやインスタなんかにアップするんでしょうか。めちゃくちゃ撮り直していたのが印象的。

ダース・ベイダー展をやっていたのですが、スタートレックを観たことがないので、イマイチ価値が分からず。電波少年でTプロデューサー登場時に流れていたダース・ベイダーのテーマ(インペリアル・マーチ)には馴染みがありますが。

本来であればじっくり時間をかけて鑑賞したいところでしたが、閉館まであと少しという時間から森美術館にも寄り道。「シンプルなかたち展」の展示中でした。正直、ん?という難易度の高い作品もありましたが、大巻伸嗣氏のリミナル・エアー スペース―タイム 2015という作品は見入ってしまった。「シンプルな白く柔らかそうな布がファンで吹き上られ、ゆるやかに降下する」という言葉にするとイマイチ伝えきれない作品なのですが、シーンと静まり返った展示場の中に、時折四隅に配置されたファンが吹き上げるブーンという鈍い音が静と動を強調づけていた。