東京スカイツリーに行ってみた

東京スカイツリーができたのは「つい最近」とおもっていたけれど、なにげに既に5年*1が経過していました。毎日のように目にはしているので、行こうと思えばいつでもいける…と思っていたら、案外といく機会がないものです。

現存する電波塔としてはKVLY-TV塔の628.8メートルを上回る世界第1位の624メートル。人工の建造物としてはアラブ首長国連邦のドバイにあるブルジュ・ハリーファの828メートルに次ぐ世界第2位と日本を代表するランドマークです。

土曜の夜という時間帯に行ってみましたが、高速エレベーターにのるまで1時間待ち。これが早かったのか遅かったのか判断が難しいところですが、個人的には思ったより(人気があり)待ったなという印象です。チケット売り場まで並んでいるところで見れるモニターに映し出されたアニメのタッチが好みでした。

第一展望台の天望デッキからの眺めは、確かにほかでは見ることのできない広がりのある眺め。フロアの案内では当日の見晴らしの良さは5段階評価のうち4と、なかなかの好条件でした。東京の中心部からやや離れた場所にあるので、スカイツリーならではの夜景が見える。

ライバル!?である東京タワーも確認することができる。丸の内、新宿方面はさすがに光源が多くきらびやかな印象。

シースルーの床から見える景色は、ヒヤッとする。

六本木ヒルズや東京タワーからの夜景も見ているからなのか、想像より高いというイメージではなかった。もちろん真下を見下ろせば別であるが…それだけ視界が良好だったからなのか。夜景ではなく昼間の眺めをみたら印象が違うのかもしれない。(第一展望台天望デッキは高さ350メートル、第2展望台の天望回廊は高さ450メートルである。)

中国・上海あたりにありそうなデザインの東京スカイツリーより、いまだ古典的というかクラシカルな東京タワーの哀愁ある姿に魅力を感じますが、月日が経つにつれ東京スカイツリーにも味がでてくるのだろうか。

ちょっと高額な入場料を思うと「一度行けば良いかな…」という気もしますが、少なくとも一度は行ってみるのも良いと思う。それにしても、こんな巨大建造物をわずか3年半で作りあげるとは驚くばかりです。

*1:2012年5月22日に展望台として開業