NTT DOCOMO M702is

ベッカムを広告に起用した2006年12月発売から、もうかなりの年数が過ぎたモトローラの携帯M702is。海外で既に人気端末となっていたRAZRをベースに開発されたもの。発売後すぐに手に入れて約2年間愛用してきた。この機種が終息に向かうのをしり、同じ機種色違いに機種変更をして予備機を確保した。その後DOCOMOの料金体系変更があり、バリュープランに切り替えたほうが得となる事が明確となり機種に不満はなかったが再度機種変更。ニューロポインターに興味が有ったのでN906iへチェンジした。

当時の最新機種、フルスペックの携帯であったがM702isの方がずっと自分にはフィットしていた。N906iは出来ない事はないくらい機能満載。ワンセグ、おさいふケータイ、iモードブラウザ、動画撮影にAFカメラなど・・・結局どれも使わずじまい。

同時にIPhoneをもっていたこともあり、結局使っていた機能は電話機能とメールだけだった。N906iは文字変換にも定評があったので期待したのだが、高速入力に画面表示が付いて来れずイライラするだけであった。そうなるとN906iは、大きいく分厚いためポケットで収まりが悪い、キーのレスポンスが悪い、背面の時計が見にくい、バイブレーションが弱く気がつかないことが多々、開け閉めがやりにくい・・・と欠点が目立ってしまう結果に。

M702isモトローラ製で癖のある作りではあるが、ステンレス製キーパッドを使った薄いデザイン、片手で楽々オープンにできる形状、アルミの高級感あるボディー、Bluetoothも搭載、それになんといってもサクサク動作した。個人的にはデザインも現在基準でみても十分魅力的に思える。専用コネクタを介さないと充電できないこと、カメラ画質はイマイチなこと。そんな欠点も補う魅力がある。

IPhone4となり、もはや完全にDOCMOの携帯は、通話とメール専用となった。その他の機能は使わない。DOCOMOでは外装パネル交換の有償サービスがあることを知り、規約改定で今後は高額になる可能性があるかもしれない、補修パーツ不足らしいという噂を耳にしたので、この機にM702isをパネル交換してもらうことにした。金額は5000円未満らしい。戻ってきたら再び使い始めようとおもう。

すでに現在利用中の端末ではないのに快く対応してくれるDOCOMOは、携帯他社と比較すると、やはり一歩抜きん出た存在なのはユーザーなら分かると思う。取扱説明書もモトローラというマイナーな4年前の機種なのに、きちんとPDFとしてサイトにアップされている。すばらしい事だと思う。

IPhoneがメインになり、今や国産ガラケーを高い金額で購入する事は今後ないと思うが、モトローラのこの端末のような珠玉の逸品がでてくれば考えるけれど。ヤフオクでもかなり高額で取引されてるらしいこのモトローラ端末を大切に使っていこうと思う。