世界文化遺産「日光東照宮」再び

幼少のころから何度も来ている日光。それでもチケットを買いきちんと日光東照宮を訪ねたのはハッキリと思い出せないくらい遠い昔。久しぶりに訪れた東照宮は記念撮影の定番スポット、国宝でもある「陽明門」が平成の大修理とのことで、現在はシートに覆われていました。本年7月8日より約6年間の長期に渡る修理が進行中。

大人になってから改めて来てみると、有名な「見ざる・言わざる・聞かざる*1」の三猿ある神厩舎の猿の彫刻は「猿の一生が描かれており、ひいては人間の平和な一生の過ごし方を説いたもの」ということを知ったり、眠り猫は踏ん張っていることから、「家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしている」ともいわれているが、もう一つの教えとして、裏で雀が舞っていても「猫も寝るほどの平和」を表しているということを知ったり。(過去にも聞いたことはあるはずだが、きちんと聞いていなかったのか興味がなかったのか不明だけれど、そういういう意味があったんだと新鮮な驚きだった。)

長い階段を観光客で渋滞するなか奥社まで登り、お祈りをしてきたので幸運がやってくるといいけれど…汗。過去に行ったことがあるから…と敬遠していても、大人になり改めて訪れると何かしら新しい発見があるものだなぁ。それにしても御本社でのお守りセールストークは素晴らしい、思わず購入しました。ちなみに翌週、偶然にも日光に行ってきたという友人にも「あのお香のお守り買った?」と聞いたら「思わず買った(笑)」とのことでした。

*1:「幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいい」という教え