次期愛車候補最有力「新型ハリアー」を見てきた、が…。

免許取得以来ハッチバックを乗り継いで早ウン年。漠然と時期愛車として迎え入れるならオープンカーか大型SUV(4WDマスト)と思っていて。SUVと言っても本格クロカンはちょっと違うかな、と。そうなると案外これだという車がないのですよ。

欧州車であればBMWのX5、ポルシェカイエン、もしくは(実質ハリアー後継者の)レクサスRXあたりがイメージに違いのですが、予算的に無理です…はい。そんなお金があるなら投資に回したいところ。

ということで、国産が視野にはいるわけですがこれがイマイチピンと来る車がないのですよ。マツダCX5はサイズが小さいこととフロントがちょっと…。同様にエクストレイルも好みとは違う。最近でたホンダのヴィゼルもコンパクト過ぎて…。一番フィーリングに合いそうなのがトヨタハリアーです。モデルチェンジするというのでずっと楽しみにしてました。当然カタログも昨年デビュー後即入手。

ハリアーのすべて」なんていうムック*1も手に入れております。


ハリアーの魅力はレクサス由来の豪華な内装とボディーサイズ。FFだと案外安い価格、それと脅威の値落ちが極端に少ない下取り価格だったと思ってます。個人的には大きなサンルーフにも魅力を感じてましたが。時期愛車として有力候補だった新型ハリアーをやっとじっくり見る機会に恵まれました。

ヴァンガード由来のシャシーとなりホイールベースもボディーサイズも縮小、無理やり前後オーバーハングを伸ばして前モデル並のサイズ感をだし以前のハリアーのようなクラス感を出してましたが、やはり危惧したようにシートに座った感想は「狭い、小さい、圧迫感ある」というものでした。ボルドーレッドという日本車には近年珍しい色気のある内装も選べるのですが、正直これなら旧型のほうが良かったと思ってしまったのが本音。それと個人的にはCVTが好きになれません。次の車検あたりで次期愛車となると思っていましたが、ちょっとペンディングですね。いくら最大効率化したCVTを備えてた最新の技術でコーディネートしたといってもハリアーの重量(1,885t)で2Lの151PS、19,7kgf・mというスペックでは心もとない。マイナーでターボでも付けないのでしょうか。

話を聞くと、予想通りハリアーは売れに売れているようで今契約しても納車は9月以降とのことでした。ラグジュアリーなハリアーサイズのSUVは売れると思うのですが、国産のライバルといえばムラーノくらいなのが不思議。余談だが常々思っているのは、なぜトヨタはデリカの市場を取りに行かないのかなということ。1BOXのオフロード重視な車にそれなりのパイがあると思うのですが。

車選びはデザインも重視してますが、同時にパッシブ、アクティブの両安全性も重視してます。運転技術に自信は持ってますが、「金で買える安全は買う」「(運というものに総量があるとするなら)できるだけ運は使いたくない」と思っているので。今でも現実的に気になる次期愛車候補がもやは基本設計古い旧型ハリアーとうのがなんとも…。

*1:この手の雑誌は案外すぐ売り切れるので気になる車のものは早めに手に入れるが吉。実際に車を買うとなると500円程度の出費は誤差の誤差です。