DELL Vostro 200をXPからWindows8にアップデートした

ついに2014年4月9日でWindowsXPがサポート終了。個人的にはMacに移行済みなのでどうでも良い話なのですが、実家のPCはWindowsXP前回グラボを交換したあとは好調そのもの。それでもその後も両親からは「XPはダメだって聞いたから新しいPC買わねば」「セキュリティーが…」「使えないと聞いた!」と新聞かテレビで報道されているのを見たようで過剰に反応。「いやいや今のPCでまだまだ使えるし…、というかそんな使ってないじゃん。その用途ならiPadで十分では!?。というか、どうせガラッと変わるんだからこの際Macに…」と言いたいところをぐっと我慢し、格安で販売していた時期に念のため購入しておいた手持ちのMicrosoft Windows 8 Pro 発売記念優待版 を使ってアップグレードしておきました。

Outlook Expressのバックアップをサクッと行い、Windows自体は上書きインストールで30分ほどで終了。何事もなくWindows8が起動しました。

最新のWindows8.1までアップデートしようと思いとりあえず「Windows Update」を行うと、いきなり86個のアップデートとか…(汗)。これでも重要な更新ってやつだけ。もうどんだけなんだか。こりゃ最新までアップデートするのは時間的に無理と早々に諦め。

少なくともメールを使えるようにして欲しいというので、Outlook Expressの後継「Windows Live メール」をダウンロードしようにも、「エラー コード 0x800F0906」でNG。Microsoft .NET Framework 3.5がないと進めない、と。ダウンロードインスト−ルできるなら標準メールソフトを省く意味とは!?。DVD再生機能も地味に削ってるし。最初から対応しておいて…。

公式サイトによる解決方法 1、 インターネット接続を確認するだそうで。ええ、つながってますよ。解決方法 2、 グループ ポリシー設定を構成する。つまりアップグレードDVDROMから管理者特権でコマンドプロンプトでDism /online /enable-feature /featurename:NetFx3 /All /Source:<ドライブ>:\sources\sxs /LimitAccessを実行せよ、と。こんなの初心者に無理でしょ。というか、コマンドたたけとかいつの時代かと。

Windows8をみたのが初めてで)スタートボタンもないので、いまいちコマンドプロンプトの出し方もわからず。「冗談でしょ」と思ってたWindows8でシャットダウン出来ないんですが…!という質問もいまではよく分かります…。

もういきなり全画面(モダンUI、旧称メトロ)になったりわけがわからないので「Classic Shell J」を速攻インストール。いきなりフリーソフト入れないといけないなんて…なさけない。クラシックシェルを入れたらそれなりに何とかなりました。

結局時間切れで、最後までセットアップすることもできず実家を後にしました。XPならサクサクでしたが、あからさまにWindows8ではもっさりしていたので、メモリー不足が原因かどうかははっきりしませんが、2GBから4GBに増設しておきました。買ったのは以下のアイ・オー・データのもの。

アップデートの容易さ、バックアップの簡単さなどMac基準で考えていたのでこんなにWindowsのアップデートが今の時代でも面倒なこととは思いませんでした。これは嫌気さしてどうせなら新品買ったほうがいいや、となるのも分かる気がします。バックアップやアップデートに関してはMacを知ってると苦痛でしかない。

いまパソコン買いたいんだけれど…と相談を受けたら「Macがいいよ。どうしてもWindows必須ならVMwearFusionParallelsWindows7がいいんじゃないかな」とマジで返答すると思います。