なんとなく手ぶれ補正のあるデジカメは欲しいなぁと思っていたが、デジカメが必要と思うような場面は旅行に行った時くらい。普段はIPhoneのカメラで十分満足な程度しか写真を撮らない。デジタル一眼レフ市場が盛り上がってきてるのを聞いても、まったく興味がなかった。
ネットで特売になっていたOptioH90。一目見てなんだかとっても気になりだし、気がついたらどんなカメラかもよく知らないけれどポチッと購入していた。今までのデジカメが2004年発売のモデル。じっくり比較検討なんてしなくても、今までのカメラより良いに決まってるはず。
このデザインと色合いがすべてかも知れない。今回購入価格はわずか7000円程度。既に生産も終了してしまっているようだ。今やデジカメも安いもので、当方のような写真素人でこだわりのない人にとってみれば、どれも十分以上の性能だろう。売れ筋のモデルを買っておけば、まず間違いないはず。さすがに１万円以下のモデルとなれば、どうしても安っぽい物が多いけれど。
そんな中、このOptioH90はメーカー自らが「簡素美」と呼ぶ、無駄のないシンプルなフォルム。今回購入したのは朱×銀鼠色のモデル。うるし、社寺のハリなどの色として日本文化に根付いた朱と、日を浴びた日本家屋の屋根瓦の色のような銀鼠の色。こんなこだわりあるモデルは、もう二度とこの価格帯では出てこないのではないだろうか。
実物をみるとアルミ合金の朱色塗装は、写真で見るより落ち着いた色合い。銀鼠色のボディーはプラスティックではあるが、これも思ったよりずっと上品な色でした。
手軽に持ち歩いてブログにアップしていけたらと思う。愛着のわく素敵なカメラです。
