幸福の条件

人生における幸福とはなんだろう。突拍子もない命題だけれど、ふとそんなことが頭に浮かんで。幸福とは人それぞれ違うはず。お金が1番の人もいれば、学歴や名誉が1番の人いるし、家族との団欒が1番だという人もいるだろう。

かつての日本は、幸福な人≒成功者というのは法の範囲内で平均以上に金を儲けた人と出世した人を指す言葉だった。 良い大学を出て、良い会社に入り出世する事。それが成功への近道だったはず。それが時代の変化とともに、終身雇用という言葉が過去の遺物と化すとともに。明確な成功者へのルートは混沌としてきていて。人の価値観や世の中の仕組みが変化し、人の価値観や判断基準や生き方の選択も変化していく。

そんな現在を生きる自分はどうなりたいのか。何が1番自分が求めているものなのか。必要な物が分からなければ、それを手に入れる事は不可能なのは明確で。自分の幸福の条件とはなんだろう。そんなことを考える。

生活費を安定的に稼ぎだし、できればそれは充実感を得られる仕事で。大人数でなくとも良いので、信頼できるコミュニティーを持っている人。そして尊敬でき、信頼を寄せることができるパートナー。以心伝心。株の世界の需要と供給ではないけれど。求める・求められる、尽くす・尽くされる絶妙のバランスを保ちつつ、キラキラした未来を予感できる空間。

ある程度妥協しないと「取り残される」という意見もあるけれど。妥協せず自分の好きなモノ、こだわりの持てるものを探求したい。何かを手に入れる、そんな過程を楽しむこと、ワクワクできる目標を持つこと、自分の好きなことに専念することが大切なんじゃないだろうか。ゴーストの囁きを信じて。