2012 F1開幕戦 AustralianGrandprix 可夢偉6位入賞!

今期から地上波からBSフジでの放送となったF1GP(CSは今まで通り)。オープニングも慣れ親しんだT-SQUAREのTRUTHに原点回帰し、昨年までの過剰な演出とスタジオ中継が廃止され淡々とした放送。とはいえ、ずっと地上波で見ていたので、久しぶりの今宮・川井解説に森脇さんを加えた中継は懐かしい感じ。

例年だと地上波は録画+23時台の放送が当たり前だったのが、よりリアルタイムに近い夕方5時からの放送、カットされまくり(特にQ1)の予選も1時間になったことでじっくりと見ることができるのは良かった。

今期は先週トークショーも観に行った小林可夢偉選手の活躍と浜島さんのFerrariチームの復活は当然として、3年ぶりの復帰であるライコネンFerrari黄金時代はあまりに強すぎて憎き存在でもあったシューマッハの表彰台を個人的に楽しみにしていて。テストでもMercedes勢は好調だったので期待したのですが…。

レースはさすがMACLARENチーム、タイヤマネジメントに優れたバトンの圧勝。強い車はやはり美しいし、毎年なんだかんだ競争力のある車に仕上げてくる技術力はすごい。大してFerrariの今期の車は妙にセンシティブ。ものすごく運転しにくそうなのが映像を見てもハッキリ。早いと言われていたフォース・インディアのマシンは長距離、かつ市街地サーキット
ではたいしたことがなく。毎年テストで好調と言われるMercedesもスタートはいいけれど、結果を見ると平凡な成績。ロズベルグは早いと思うんだけれど…

放送でも今宮さんがおっしゃってましたが、予想外はウィリアムズの復活。最終ラップでマルドナルドはクラッシュしてしまったけれど、ドライバーが安心してアクセルを踏めてるのが見て取れたので、このまま順調に開発が進むと大化けするかも。

やっぱり可夢偉は期待できますね。ザウバーチームはどうしても予算が厳しいので、他チームの開発が進んでくると厳しくなることが予想されるので序盤が勝負。早々に6位入賞はさすがでした。

今期は先頭と後方マシンのタイム差が縮まり、セーフティーカー一発で順位も大いに変わり得る大混戦。ワールドチャンピオンが6名も参加する面白いF1となりそう。今年は鈴鹿かマレーシア、シンガポールあたりのレースを見に行きたいなぁ。