やっぱりあると便利!Aukeyの自撮り棒、セルフィースティック「HD-P7」

セルフィースティック、俗にいう「自撮り棒」「セルカ棒」を実戦投入致しました。昨年末頃、セールだったかクーポンだったかで600円程度の激安だったので興味本位で購入しておりましたがずっと放置。自撮り棒・・・もっと良いネーミングがなかったのかと思いますが、まぁ端的に表現されていてるといえばそうなのですが、なんともしっくりこない感があります。使うのもちょっと恥ずかしいし・・・。そもそも買った事自体忘れていましたが、 今回旅行に行くので思い出し、初めて使ってみましたがこれが結構良かった。

購入したのはAukeyのHD-P7というモデル。安いものだとシャッターボタンはiPhoneのイヤホン端子にケーブル接続するタイプもありま すが、こちらはしっかりBluetooth接続。バッテリー内蔵なので、使う前にはちゃんと充電しておきましょう。充電は握り手部分の底からマイクロUSBで。カタログスペックでは30分充電で2時間の利用可能。

iPhoneとのペアリングも簡単。iPhone側のBluetoothをオンにして、自撮り棒のボタンを長押し(3秒ほど)するとiPhone 側にAukey HD-P7がでてきます。一度ペアリングしておけば(当たり前ですが)再度撮影するときにも毎回ペアリングせずOK。自撮り棒本体には電源オンオフの スイッチはないので、しばらく操作がないと自動的にオフになります。電源オフとなった後の次回撮影スタート時にはわずかに間が空きますが、一度撮 影が始まれば快適そのもの。握る部分のシャッターボタンとiPhoneのシャッターボタンのタイムラグも感じません。

スマホはオレンジの部分を引っ張りあげ、挟み込むだけ。iPhone5のサイズも6のサイズもどちらもしっかり装着できす。iPhone6だと本 体側面に配置されているボリュームや電源ボタンを押してしまわないよう気をつけて装着しましょう。バネの力が強力なので装着にやや慣れが必要ですが、強力なバネによるホールド力は、スマホが落下してしまうかも・・・という不安を感じさせないくらい安定感があります。

最も縮めた状態で約20cm、最大80cmまでシャフトを伸ばすことができ、動作もスムーズで適切な負荷がある。伸ばしたシャフトが自重で 戻ってしまうこともない。ホルダー部はカチカチと動かすタイプでネジ調整などは不要、かつ可動角度も広い。 そして畳んだ状態ではとってもコンパクトで132gと軽量。ちなみにiPhone6の重力は129g、重さのイメージは付きますでしょうか。

参考:iPhoneのモデルを比較する。

使ってみて分かることといえば、思い切り伸ばした状態でシャッターを切ると、自撮り棒+スマホ本体の重みで写真がブレがちになるというところ。

しっかり握りしめてそっとシャッターを切る。ダメ元で適当にパシャパシャ撮影して、まともなものを後から選ぶのが賢い使い方かな。そもそもそこまでシャフトを伸ばさなくても、個人的は望んだ写真がとれるので最大限まで伸ばす機会はめったに無さそう。今までは腕を伸ばして適当にパシャリだったのが、実際に画面を見ながら取れるというだけでもかなり楽です。

いっときのブームもだいぶ落ち着いてきて、見かけることも以前よりは減ったような気がします。自撮り棒は使用禁止!という施設や場所も増えてきて いますが、一つ持っておくとモバイル用の小型三脚よりずっと使い勝手が良く便利に思えます。一脚のように使うこともできるし。この価格*1でこれ以上の質感、機能を求めるのは酷というほど完成度は高いですね。買っておいて良かったです。

*1:ブログ執筆時、約1000円としても買いと思える