人生初のMRIで脳をチェックしてきた

普段から頭痛持ちの人には気になるようなことではないのかもしれないが、こちらは頭痛など滅多に経験したことがなく。何日か経験したことのないような頭痛がして気になってしまい。

頭の中心からやや後方右寄りというのは感じるけれど、ズキズキとか脈を打つようなとか、うまく例えようのないぼんやりと不快に感じる痛み。我慢できない程ではないけれど、念のために病院へ。年齢的にも心配になるし一度も検査したことがないので、これを機にチェックしてみてはどうかと。

そんな経緯で脳のMRI検査を受けてきました。回りで体験者がいたので恐怖心もなくすぐさま受けることに決めました。改めてMRI(magnetic resonance imaging)日本語の核磁気共鳴画像法と聞くと、「核」という文字があるだけにちょっと怖い感じがしますね。ちなみに「核」という文字をがありますが、 MRIでの放射線被曝はありません。

貴金属を身についてけいないか、ポケットに物が残っていないかと、検査室に入る最後の最後まで何度も確認されます。

装置のベッドに仰向けで寝そべり、装置の音が大きいということで耳をすっぽりと覆う大きなヘッドホンを装着し、台の上に横になる。外部を呼び出すためのボタンを握らされ、何かあったときには押してくださいとのこと。


ヘッドホンからは森のせせらぎのような柔らかなヒーリングミュージックが流れていて。装置がガクッと動き出すと、不規則にシンセサイザーFM音源で荒く作ったような音が定期的にリズムを刻み鳴り響きます。単音のときもあれば、和音の時もあり、周波数によって体や服がが震えるような時がある。倍音が増幅され不思議な圧を感じた。「動かないでじっとしていて下さい」と言われるとなぜか咳が出そうになりこらえつつ、時計をみると20分経たないで終了。

後日、検査結果を聞きに病院へ行く時には問題はないだろうと内心思いつつも、いざ名前を呼ばれ先生に結果を聞く段階にあると緊張しているのが分かる。

PCのモニタに映し出された初めて見るMRIの映像は白黒画像には、はじめてみる自分の脳の形がくっきりと。なんとも奇妙な感じ。結果は、全く問題なしということで一安心。

血管まで3Dモデリングされて、腫瘍、狭窄、出血や脳梗塞のあとまでわかるとのこと。結果的には頭痛の原因はわからなかったけれど、いまは良くなっているのでストレスなのか精神的なものなのか何なのか。とりあえず、不安要素が解消されて安心しました。

なお、検査費用は診察料は別で8000円ほどでした。*1

*1:保険適用