ロジクールM505の後継機としてM650を買ってみた

長らく愛用していたロジクールのワイヤレスマウスM505。2009年発売のモデルです。10年くらい使っていた!?のかも。雑に扱っても壊れずとても満足していたのでした。


しかしここ最近はうまくクリックできない、範囲指定が決まらない症状が。どうもチャタリングを起こしているよう。分解修理するほどのスキルはないので、エアブローで内部を吹き付けてみましたが症状は改善しません。

そうなると代わりのマウスを探すわけですが、最近のマウス事情が全くわからない。M505の後継と呼ばれるもモデルもすでに何世代も進んでいるようで。一番求めていることは、操作感や微妙なフィーリングが変わらないこと。M505でも機能で不満を覚えたことはないので、そこまで高性能・高価格のマウスは不要と判断しました。

個人的にはマウスはロジクールを絶対的に信用しています。そこで今回もロジクールの現行製品から探すことに。店頭でいろいろ試す時間はなかったので、サイズ感と重量をポイントにし選びました。最終的に選択したのは今年2月に発売となったM650のS/Mサイズ用です。

M505の本体サイズ(幅×奥行×高さ):60.0×102.0×38.0mmに対し、M650は61mm×108.2mm×38.8mmとなります。気になる重量はM505がマウス重量(含む電池):118gに対し、M650は約101.2gというスペックとなります。単三電池2本を使ったM505ですが、M650は1本です。


実際に持ち比べた感じは、M505の方が手を丸めて添える感じといいますか若干の高さを感じよりコンパクトか感じがあります。さすがにマウスを変えた数日は違和感がありましたが、1週間もすると慣れました。

いろいろ調べて慎重に選んだつもりですが、大きな違いを見落としていました。総ボタン数(含む水平スクロール)はともに5個と変わらないのですが、M505ではブラウザの「戻る」「進む」操作はセンターホイールを左右に傾けることで実現していました。一方M650は独立したボダンがマウス左側に用意されています。ホイールは左右に動きません。かなり操作感が変わってしまうのでガッカリしたのですが、こちらもすでに適応できました。

M650は静音マウスということで、クリック感もカチカチとしたものではなく、コクコクとした感覚。独自の静音技術SilentTouchを用いてクリック感はそのままに、クリック音を従来比90%軽減しているとのこと。

毎日のように長時間つかうものなので安さが取り柄のエントリーモデルではなく、でも1万円前後の高級マウスにはさすがに…と二の足を踏んでしまう人には、5000円を割るM650は2022年9月においてはなかなか良い選択なのではないでしょうか。

不満点を上げるとすると、グラファイトの色合いが高級感を感じず素材がチープに見えてしまうこと。黒があればよかったのに。オフホワイトの方が見栄えがよかったかもとは思いますが、まぁビジネスで無難に使うのであれば割り切れるかなという感じです。